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「可燃ごみ」の現状

宇城市の「可燃ごみ」の現状について

 平成19年度から宇城市全域にわたり、コンテナによる不燃ごみの分別収集を実施し、市民の皆様のご協力を得て、資源化へ大きな一歩を踏み出し、大幅に不燃ごみが減少しました。

 一方、可燃ごみについては、年々増加の傾向にあり、可燃ごみの減量化が急務となっています。

 そこで、可燃ごみの中で量的に大半を占める廃プラスチックのほとんどの回収を、平成20年9月からスタートいたしました。廃プラスチック類の改修は、ごみの減量とともに、石油からできた製品のリサイクルとなり、地下資源の延命を図る環境に優しい取り組みということがいえます。

 残るは可燃ごみのなかで重量的に40%を占めるといわれる生ごみの資源化です。現在、生ごみは宇城クリーンセンターで焼却されていますが、生ごみの約50%は水分といわれています。水分を含んだごみの焼却には、大量の燃料が必要となります。また、燃やす事によって、地球温暖化の原因となるCO2の発生にもなります。

 生ごみを資源化することでCO2の削減にもなり、クリーンセンターに宇城市から支払っている負担金の削減にも繋がります。

生ごみの堆肥化であなたも環境志民

平均的家庭から出る生ごみの量は1日当たり500gといわれています。

○生ごみの量を宇城市全体に換算すると宇城市の世帯数
  22,000世帯×500g×365日=4,015t(一般家庭生ごみ)

○平成19年度の宇城クリーンセンターにおける宇城市の可燃ごみの量は14,568t
  生ごみの量を算出すると
    14,568t×40%(可燃ごみの40%は生ごみといわれている)
      =5,827t(家庭生ごみと事業系生ごみの量)

○1トン当たりの処理費用2万円、宇城市全体での生ごみ処理の負担額約1億円にもなります。

生ごみ処理の流れ

宇城市では、簡単で地球にやさしい「段ボールによる生ごみの堆肥化」を推奨しています。