1.竹粉施肥の標準施肥量は10aあたり50kgである。
2.作物により施肥量は異なるため、試行錯誤も必要。
3.施肥は化学肥料は堆肥と混合して同時に実施するのが望ましい。
肥料は通常通り必要。減量も可能だが試験の上で判断のこと。
4.施肥直後に播種・定植等は避けること。
出来れば最低1週間は間を空けて、土になじませること。
5.施肥後は覆土すること。
少なくとも竹粉は空気にさらさないようにすること。
6.竹粉はpHが4.2の強酸性だが、土に馴染ませれば全体として中性になる。
作物により賛成を好むもの(例えばブルーベリーなど)には多めに与えてもよい。
7.C/N比は通常肥料の場合10~20程度だが、竹粉はセルロース(c)が殆どで、Nは非常に少ない為C/N比は200を超える。
施肥後1週間置いて土に馴染ませれば問題はないが、施肥直後に定植すると窒素飢餓状態で成長障害を起こす事があるため注意すること。